2011年 02月 19日
ついに卒業制作の講評会を迎えました。 Finally, today we have a critique of graduation work. 卒業制作の講評会は研究所の全学生と教員が参加する非常に重要な講評会。 広い会場が狭く感じます。 The critique is very important event, so all students and teachers will join together. 場所は展示会場の富山市民プラザにて、特別講師として研究所顧問の武田厚さん、 ガラス作家西悦子さんに来て頂きました。実際に作家、評論家として活躍されている お二人それぞれの立場から、プロの意見を頂きました。 Here, exhibition place is Toyama shimin-plaza, and we invited two person to get comments, Takeda Atsushi who is the adviser of our institute, and Nishi Etsuko who is a famous glass artist. 今年はなかなかユニークな作品や発表も多く、その一部を御紹介。 120kgもあるガラスを宙に吊った作品を発表した人。 ロボットのイメージを形にした人。 今までにあまり見た事無い発想と評価された人。 実際に触って体験する作品を発表した人。 パフォーマンスを組み合わせて発表した人も。 思う存分力を出し切れた人、出し切れなかった人。 伝えたいことを表現できた人、表現したいことをうまく伝えらず悔しい涙を見せた人。 しかし2年間の集大成、思いの込められた作品ばかりで本当に見応えがあります。 期間中は学生が会場にいますので、質問やご意見ありましたら是非声をおかけ下さい。 最後に渋谷先生の総評として、「教員に相談しないと制作がなかなか進まない学生が 比較的多かったように思う。これからはもっと自分自身に自信を持って、 失敗しても良いから自分の力で切り開いて行って欲しい」。 卒業後は学校の中と違い、厳しい社会や時間の中で工夫して制作を続ける必要があります。 今まで懸命に課題に取り組み身につけた力や、卒業制作でみせたパワーでいろいろな困難を 自信を持って乗り越えてほしい、という厳しくも暖かいエールに聞こえました。(T)
by toyamaglass
| 2011-02-19 09:52
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