富山ガラス造形研究所の日々

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2010年 03月 31日

本当に、本当にお疲れさまでした!!

3月6日に卒業生が旅立っていき、ちょっと寂しい研究所ですが、、、
また「さよなら」をしないといけない日がやってきてしまいました。

2007年の4月からこの3月までの3年間、TIGAを支えてくれていた縁の下の力持ち、
助手の津坂さんと千賀さんです。

今日をもって、助手の仕事を終えられる二人が最後の仕事に、と選んだものは、、、

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そうです。先生方の展覧会のお知らせです。
まずは、4月3日(土)から6月27日(日)まで瀬戸市新世紀工芸館で行われる、
渋谷先生とラダ先生の2人展「SPACE and SPACE」です。
4月3日は午後1時30分よりギャラリートークもありますので、みなさんぜひご覧下さい。

そして次は、
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同じく4月3日(土)から5月30日(日)まで瀬戸市美術館で行われる、
本郷先生の個展「CAPTURED ーとらわれの視覚ー」です。
過去の作品も展示しているので、みなさん、ぜひご覧下さい!

忙しい先生方に代わって、みんなに宣伝しよう!なんて、さすがです。

そんな2人が明日から学校に来ないなんて、とてもとても信じられません。

ちゃきちゃきっと仕事をこなす、なんとも頼もしい千賀さん。
あのスピーディーさ、誰も真似できやしません!
まさしく、できる女です。

はたまた、しれ〜っとイタズラを仕掛けてくる津坂さん。
なのにどうしてあんなに信頼してしまうんでしょう!?
不思議な魅力が満載!!

本当に多くのことを学ばせていただきました。

二人が築いてくれたものを、これからも守っていきたいと思います。

津坂さんと千賀さんにお世話になった人、全員で言いましょう!

「本当に、本当に、ありがとうございましたっ!!」 (K)
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by toyamaglass | 2010-03-31 18:00 | 日々
2010年 03月 16日

三芝硝材さん 見学

今日の造形科1年生は、校外学習です。

場所は、高岡市の三芝硝材株式会社。
板ガラスの加工業者さんです。

以前、研究科の学生が見学に行き、すごいとは聞いていたのですが・・・。



社屋はこちら。
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全部、板ガラス。
これは、ホントにすごい。

この大きさの板ガラスが建築に使われているのは、世界でここだけだそうです。



床材も板ガラス。
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ノンスリップ加工が表面に施してあり、滑らない!

普段触っている工芸ガラスとは、違う世界のガラス。
みんな興味津々でした。




社屋もスゴいんですが、工場もスゴい! 広いっ!
ザーッと見て回るだけでも、1時間は歩いたんじゃないかなー。


これは板ガラスの切断。
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いつもはちょっと分厚いと、ひと苦労なんですが、さすが工場。
パッツンパッツン切れてました。



こちらは強化ガラスにする機械。
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そしてオートクレーブ(加圧加温接着炉)。
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こちらの機械、世界最大だそうです!
車のカーボンパーツなんかでおなじみの機械ですが、でっかいなー!
SLみたい。




その他、プリントや合わせガラスの機械、穴開け、磨き等々・・・、ほんとにたくさんの加工技術を見させていただけました。




極めつけは、こちら。
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超特大キルン。
中でキャッチボールできます。

「欲しぃ〜」
いやいや、渋谷先生。 置く場所ないですよ。





加工の技術や、工程の見学だけではなく、困難にチャレンジする気持ちや、一丸となってそれを乗り越える事。
そんな、力強い気持ちを勉強させてもらったような気がします。

三芝硝材さん、ありがとうございました。    (T)
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by toyamaglass | 2010-03-16 18:00 | 日々
2010年 03月 15日

マーク先生のシルクスクリーンデモ

 先週までで、授業や卒業式も終わり、学校内の設備のメンテナンスや大掃除も終わり、いろんな学期末の行事がほぼ完了しました。
 あとは、終業日まで残りわずかとなっています。

 そんなわけで、今週は、スペシャルなイベントがいくつかあります。

 本日第1日目は、マークモリス先生のシルクスクリーンとそれをハイファイアーエナメル(吹きガラスをする高温でも耐えられるエナメル)で転写シートにプリントし、グラール玉(吹きガラスの下生地)に転写し、それをオーブンの中にいれておいてピックアップしていくというデモンストレーションがありました。

 シルクスクリーンのやり方を実演しながら、丁寧に教えて下さいました。
 私自身も、大学時代の卒業制作でそのプロセスや転写することをしたのでその頃の記憶が、懐かしくおぼろげながら蘇って来ました。

 また、吹きガラスの表面に文字や写真のイメージを転写することができるので、学生のみんなにもいろんな今後の可能性が広がったのでは、ないでしょうか。
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これは、実際にグラール玉に文字を転写してピックアップした所。
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最終的に、木の切り株の形が出来上がりました。
しかし、今回、マーク先生、初挑戦のハイファイアーエナメルの上に直接 銅線のファブリックのようなものを巻き付けてしまったため、銅との伸びの違いからか、文字がほとんど見えなくなってしまいました。

 ですので、2つ目は、銅線のファブリックを巻かずにシンプルな形に挑戦。
 マーク先生が、時々作る形が出来て来ました。
 アメリカでもう少しメッシュの荒いシルクスクリーンでやる方が、文字やイメージなどが、はっきりする様です。明日、どんなふうに窯から作品ができてくるか、楽しみです。(N)
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by toyamaglass | 2010-03-15 15:17 | 日々
2010年 03月 06日

卒業式

今日はいよいよお別れの日。
卒業式でした。

いっつも汚い作業着姿しか見ませんが、今日は違います。
着物あり、袴あり、ドレスあり。
みんなキレイだったんだねー。

式の後のお別れの会では、お前が泣くのかよ! と、つっこみたくなる場面も。
僕が思っていたよりも、みんな富山に思い入れがあったようです。


今年はなんと! 記念の植樹をしました!

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桜の木!
卒業生からのお礼だそうです。

立派にそだって、いつかクラス会でお花見ができたらいいですね。



夕方からは在校生主催のお別れパーティー!

今年の特徴は、なにしろ料理が上手なこと。
ピザに、グラタン、唐揚げ、ポトフ、そしてメインは・・・ 鳥と魚の塩釜焼き!!
デザートまでついてのフルコースでした。

お昼も「コンボイ押し寿司」美味しかったしなー。
歴史に残るパーティーでした。

在校生、お疲れさまでした。ありがとね。




そんなこんなで、卒業です。
2年間早かったですねー。

入学してきた頃のあどけなさを思い出すと、ずいぶんたくましくなったもんです。
大きな型取りもできるし、ワイングラスだって吹けますよ。


日本中から集まってますから、日本中に散らばります。
各々、いろんな所で活躍できる事を祈っています。



卒業おめでとーっ!!   (T)


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by toyamaglass | 2010-03-06 23:00 | 日々
2010年 03月 04日

ながなわ

大掃除の休憩時間は、やっぱりこれですね。


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ジャンプ高いなー!    (T)
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by toyamaglass | 2010-03-04 18:05 | 日々
2010年 03月 02日

メンテナンスウィーク

昨日から、研究所ではメンテナンスが始まっています。

卒業式をまたいで1週間。
1年間お世話になった機械や道具を整えます。

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キルンの補修や、粘土の再生。
キルン室は、ゲラゲラ笑いながらが毎年の恒例。



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キャスタブルを練って・・・
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グローリーホールのドアの打ち直し。
1年間、よく持ちました。
その他、溶解炉の補修や道具磨き等々、やることたくさん。



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加工室のカーテン。
ウォーターサンダーかけまくると、すぐに曇りますからね。
防錆の青いペンキ塗りは、もう風物詩。


しっかり直して、春から気持ちよく作業しましょー。    (T)







ーおまけー

学生間で代々受け継がれる、小型キルンの制作マニュアル本。
なんと、今年に入って紛失しました!

どこ探しても無いんです。


僕も読んだことがあります。
おそらく、かなり前の先輩が作ってくれた物で、とっっても細かく親切にキルンの作り方が書かれています。
この時期、学生がコピーをして巣立っていくのがお決まりでしたが・・・  今年はちょっとかわいそう。

卒業生が持ち出したのでは? という目撃情報もあります。

これを読んだガラス関係者&卒業生&現役学生の方。
もし持ってたら、研究所助手までお願いします。

誰にも言わないからコッソリね。
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by toyamaglass | 2010-03-02 18:33 | 日々
2010年 03月 01日

もってけコーナー

今年も開催、もってけコーナー!


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卒業や、進級による教室移動を控え、学生は身の回りの片付けに大忙しです。
そんな片付けで出てしまったいらないものは、すぐに捨てずに「もってけコーナー」へ。

「もういらないなー、引っ越しあるし・・」
「えっ! これホントにいらないの!? もらうー!」

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ってなことで、ゴミは大幅に削減されます。
ガラスはもちろん、鉄、木、スプレー、綿棒、棚、服、サンダル、ドブの蓋。

エコですね。    (T)
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by toyamaglass | 2010-03-01 21:30 | 日々
2010年 03月 01日

久保さん、加護さん

今日は特別講義が行われました。

講師は、卒業生の久保裕子さんと加護園さんです。

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お二人は共通する点がたくさん。
ホットの作業を富山ガラス工房でレンタルして行い、加工は自宅で。とか、
小さな生き物や植物、自然を主なモチーフとしている。とか、
寺社巡りが好き。等々。

スライドでは、学生時代の作品までさかのぼり、先輩ならではのレクチャーでした。


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こちらは久保さんの造形科時代の課題作品。
今の作風からは、想像できないほどエキセントリック。


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こちらは加護さんの工房。
集中したい繊細な加工は、やっぱり自分の工房で。

卒業を控えた学生には、ガラスをずっと続けている先輩の制作風景を知る事が、とても参考になったのではないでしょうか?


久保さん、加護さん、お疲れさまでした。    (T)
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by toyamaglass | 2010-03-01 21:00 | 特別講義