富山ガラス造形研究所の日々

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2009年 06月 26日

パート・ド・ヴェールの講評

今日は造形科1年生のキルンの講評会でした。


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全体的に作品が大きめ(本人達は気づいていませんが)。
見応えがあります。

予定では、寝かして展示の作品がほとんどでした。
しかし、立てて光を通すと、新たな魅力を発見!

光の加減で、作品の見え方がガラリと変わることに、みんな驚いていました。

今日は講評会なのですが、実は次の課題も同時進行中。
今夜はテストピースの窯入れです。

今日の講評会で学んだことで、内容が変わる人もいるかも。


いいなーって思ったことは、どんどんチャレンジしましょー。   (T)
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by toyamaglass | 2009-06-26 18:00 | 授業
2009年 06月 23日

高岡クラフトショップ巡り

天気がよい + ワークショップ疲れで仕事が手につかない = お出かけ?

ということで、
今日の造形科2年生キルンクラスは、「クラフトの街 高岡」へ、クラフトショップ巡りです。


毎年恒例の、この校外授業。
どんな物がどれぐらいの価格で売られ、使い勝手はどうなのか? 
お店の方の意見もうかがいます。
そう、大事なリサーチ。

遠足では あ り ま せ ん!!



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最初は、漆の器を扱うお店へ。
毎年のことながら、その商品数には驚きです。

素材は違えど、デザイン、用途、価格等、大変参考になります。




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こちらは、新しいギャラリー。

卒業生の作品が、たくさんありました。
みんな頑張ってるなー。

身近な先輩の作品は、参考にしやすいですね。
特に、制作方法が気になっているようでした。






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野菜は買わないのっ!





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こちらもおしゃれなお店。

自分の作品と似た要素の商品を見つけると、テンションが上がります。




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同店内には、デザインやクラフト、建築の書籍がずらり。
完全に立ち読み状態に。

滞在時間はダントツの1位でした。






お昼過ぎまで歩いたから、みんなのお腹は限界に。
「お腹が空いて、集中できません・・・」  おーい。



じゃあ、ランチにしましょう!
毎年恒例 カレーうどん!!
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高岡巡りのお昼はやっぱりこれです。

しょっぱい鶏肉がまた美味しぃ・・・   あぁ、いけない いけない。




デザートはこちら。
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10段ソフト! 150円!!

ソフトを10段巻き上げるのも職人芸。
さすが、クラフトの街 高岡。




ウィンドーショッピングまで含めると、かなりのたくさんの物に触れましたが、みんな参考になったかな?
授業でのプロダクトピースの販売を、夏過ぎ辺りに企画しています。

今年はどんな商品が並ぶのか楽しみです。   (T)
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by toyamaglass | 2009-06-23 21:20 | 授業
2009年 06月 21日

最終日

毎日かけ足のワークショップもついに最終日。
オープンデーの2日目です。




まずはデモンストレーションから。

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金属・カーボン・木材・色ガラス・再加熱等々。
これまで習った技法の複合技、集大成の制作が始まりました。




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家のシリーズ。
ミッチェルさんの出身地、ニューオーリンズを襲ったハリケーン災害が、作風に影響しているそうです。




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色の調合をレードルの中で。




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顔型も、もちろん使いましたよ!

たくさんたくさん行われたデモンストレーションも、今日でおしまい。
最後のひとすくいを、寂しそうにされてたのが印象的でした。




疲れ果てた夕方、もうひと頑張りして、講評会が行われました。

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ユーモアも交えた楽しい講評会。
みんなで作った作品は100個以上に。
なんと、そのほとんどの作品に、ひとつひとつ講評してくださいました!
優しいなー。







一段落した後は・・・
フェアウェルパーティーです!


毎年恒例の流しそうめん!
ほとんど雨の予報でしたが、ギリギリ持ちました。
すっごい強運。



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本郷先生、めちゃくちゃ真剣じゃないですか!
リチャードさんはお箸がお上手です。



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みんなで、すすりまくり。
これがなきゃ、TIGAの夏は始まりません。
担当は造形科1年生。
設営お疲れさまでした。




そして、なんと今日はリチャードさんの誕生日!

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ロブさんと、克っちゃんの誕生日も近いので、3人一緒にお祝いです。
造形科2年生&研究科による、超特大の手作りケーキ!
これがまた美味しかったー!

みんな、なんでもできるんだなー。


そんな3人のお祝いに、マリリン・マンソン・・・  いやいや、マリリン・モンローが駆けつけてくれました。

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こらこら。





そんなこんなで大忙しのパワフル・ワークショップ。
まだ心臓がドキドキしている気がしますが、終わってみるとあっという間のできごとみたい。
忘れようにも忘れられない、パンチの効いた1週間。

ミッチェルさん、リチャードさん、お疲れさまでした。
そして、ありがとー。


普段の課題は、失敗を恐れて消極的になりがちですが、豪快なミッチェルさんを思い出して、大胆に制作してみると違った道が開けるかも。

明日からは日常の世界に戻ります!
みんな頑張ろー!   (T)




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by toyamaglass | 2009-06-21 21:00 | ワークショップ
2009年 06月 20日

オープンデー 

今日からオープンデー。
爽やかにスタートです。

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みんなで作った、手のひらのサンドキャスト。
ミッチェルさんの指示で、シャンデリア風の野外展示になっています。





吹き場は、朝からお客さんも来られて、デモンストレーションの始まりです。

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観客席の目の前での制作。

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熱気で顔がヒリヒリするほどの熱量。
この迫力、是非とも直接感じていただきたいです。





会場には、学生作品も並べてあります。

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ひとつひとつ手書きの解説つきで、おもわずニヤリの名作ぞろい。
こちら、必見です。




もちろんミッチェルさんの作品も展示してありますよ。

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見れば見るほど引き込まれる、細かなディテール。
何これ、どうなってんの? 質問したーい!

オープンデーに来ていただくと、本人からの直接解説付き!
特に明日はスライドレクチャーもありますので、丸1日楽しめます。

ぜひぜひご来所ください。






午後は、学生の課題制作。
初日から、たくさんの工程を経たポートレートの課題。
いよいよキャスティングです!

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せまい注ぎ口に、狙いを定めて流し込みます。
結構難しいはずですが、マンツーマンの指導のおかげかな?
かなり上手にできてます。

最初の頃はまごついてたのに、手際がよくなってる!
驚きのハイペースで、40名全員成功です。




最後は中神先生。

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めちゃくちゃ楽しそうじゃないですか!
あふれてるーっ!





気づけばスタッフも参加のワークショップ。
忙しすぎて、曜日の感覚もなくなりましたが、なんと明日は最終日。
早いなー。
思いっきり楽しみましょー。   (T)








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毎年恒例の流しそうめん。
流し台の設置が始まりました。

晴れてくれたら最高なんだけどな。
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by toyamaglass | 2009-06-20 19:00 | ワークショップ
2009年 06月 19日

5日目

5日目。

今日のスライドレクチャーは、「鉄型、カーボン型へのキャスト」のお話。
ミッチェルさんの普段の仕事、プロダクションピースのお話もありました。

そして、今日のメインイベント?
歯科用型取り材による、顔の型取りです。

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モデルの女の子がみんなに囲まれて、照れまくってましたが、

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しっっっかり取れてます!
その後。石膏型におこして、ホットキャストの材料にしまーす。





午後は、実際に鉄型へのキャストが行われました。

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しかも・・・

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ポンテをとって、再加熱!
変形させます!


毎日、目まぐるしく行われる沢山のデモンストレーション。
その全てが、ホットキャストの概念を壊していきます。




こちらは課題4、5がスタート。

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テクスチャーの試行と、ストーリーです。
どちらも15×15センチの枠内で表現します。

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燃えてるな〜。
何でもありな雰囲気が、新たな表現を引き出します。
多少のやりすぎも、今なら許されるかも。
どんどんやっちゃいましょー!

ワークショップ後、みんなどうなるのかなー   (T)







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by toyamaglass | 2009-06-19 18:00 | 特別講義
2009年 06月 18日

4日目

今日は4日目。

今日のスライドレクチャーは、「石膏型や、木型へのホットキャスト」のお話でした。
女性の上半身の型取り等、セクスィー画像もありましたが、少しやってみましょうか?ということに。

モデルはこの方。
リチャードさんです。

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リチャードさんの上半身・・・  ではなく、手の型取りです。
もう固められちゃってます。

できるだけ薄く強い型が必要なので、今回は医療用の石膏バンテージを使いました。
手のしわや、指紋までしっかり型取りできていましたよ。


そうそう、紹介が遅れました。
リチャードさんは、ピルチャックグラススクールのゴッド・ファーザー!
ニコニコほがらかで、ミッチェルさんの実のおじいさん説も流れましたが、実はガラス界の重鎮でした。
あのロブさんも、リチャードさんの前ではいい子です!

今回は、TAの立場で作業を見守っていてくれます。


その後、リチャードさんによるピルチャックの紹介ビデオが上映されたり、モールドミックス(型取り材)の説明があったり、内容盛りだくさんの午前中。


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さっそく作業。忙しー!






午後は、今日も迫力のデモンストレーション。

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なんか、ちょっとずつ作品が大きくなってきたような・・・。




そしてさらに課題4、5が発表されました!

校内全員、息つく間もない全力ワークショップ。
まだまだ続きます!   (T)
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by toyamaglass | 2009-06-18 18:00 | ワークショップ
2009年 06月 17日

ワークショップ 3日目

今日は3日目。
あまりの疾走感に、もう7日目みたいな感じですが、まだ3日目です。



午前中はスライドレクチャー。
さらなる応用編で、「ガラスの中に他素材を」のお話でした。



午後はその実践。

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迫力あるなー。


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校庭の落ち葉、彫塑室の縄、裏山の竹。
いつの間にか集められたいろんな素材が、ミッチェルさんによってガラスに閉じ込められていきます。

ガラスは1300℃以上の高温。
もちろん全てのものは焼けこげてしまうので、正確には「痕跡」が閉じ込められます。

色使い、表面処理、痕跡・・・。
型にガラスを流すだけのホットキャストが、無限の広がりを持つ様を見せつけられます。

ミッチェルさん、すげー。





そして、学生への課題3。
「彼氏、彼女への武器」の制作が始まりました。

そんなデモをふまえてなので、みんなやりたい放題。
笑いや驚きに溢れる制作でした。

1番乗りは、中神先生。

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めちゃくちゃ真剣じゃないですか!





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なにやらいろいろ仕込んであるなー。




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こら!なに入れたっ!
火が消えるまで見守るの図。




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上手〜!
免許皆伝か?




作業が順調に進むのも、沢山のスライドによる予習のおかげ。
効率いいです。

半分ほど流した所で、ガラスがなくなってしまったので続きは明日へ。

パイナップルやトイレットペーパー、でっかいオウム貝みたいなのを持ってウロウロしてる子がいた様な・・・。
明日も盛り上がりそうです。    (T)
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by toyamaglass | 2009-06-17 18:00 | ワークショップ
2009年 06月 16日

ワークショップ 2日目

今日は2日目。

「サンドキャストのいろいろ」の、スライドレクチャーでスタートです。



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トルコ、シアトル、ニューオリンズ等々。
過去の制作での画像をもとに、基礎から応用まで細かくレクチャーしていただきます。
昨日も今日も、その画像の枚数には驚きです。

短期のワークショップで、いかに内容を濃くするか。
数々のワークショップで指導されて来た、ミッチェルさんならではの工夫だそうです。



午後は、昨日制作したシリコン型にワックスを流します。

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もう真剣。
やるからには成功したいですからね。

ちなみに窓枠シリコン。
きれいに、そして丈夫に型取りできてました。
ミッチェルさん曰く、50年は持つそうです。




ワックスの流し込みと同時に、サンドキャストの準備もします。

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砂のブレンド。
あっ、これスライドで見たやつだ。

ガラスを流すのは一瞬ですが、そのための準備が大変。
でもここは手が抜けないですねー。

砂の配合や水の分量。
とっても詳しく指導してくださいました。





そして課題2。

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みんなの手形でーす。
サンドキャストって言ったらやっぱりこれですよね。
ガラスのパーツを入れたり、昆虫の標本!を入れたり。
各々工夫をしてました。

ここでもさらに砂をブレンド。

サンドキャストって大胆なイメージがありましたが、かなり繊細です。
ホットキャストの専門家。
すごいノウハウです。




さあ、あとは流し込み!

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すくって流して、すくって流す流す。
総勢40名。
チームワークもかなり大事。



またまた盛りだくさんの2日目でした。   (T)
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by toyamaglass | 2009-06-16 18:00 | ワークショップ
2009年 06月 15日

ミッチェル・ゴーディーのワークショップ

さぁ、始まりました!
TIGA 春のワークショップ!

今回は、アメリカよりミッチェル・ゴーディー氏を招いての、ホットキャストのワークショップです。

ホットキャストとは、熱々(1400℃)に溶かしたガラスをレードル(でっかいスプーン)ですくい取り、型に流し込む技法です。
技法としては非常にシンプル。



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こちらがミッチェルさん。
「ユーモラスで情熱的。なんかホットキャストが似合うー」が、個人的な第一印象です。



最初は自己紹介のスライドレクチャー。

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ミッチェルさんは、アメリカ・ニューオリンズで自身の工房を運営されています。
もちろんホットキャストの工房。

工房と聞くと、吹きかキルンを思い浮かべがちですが、ホットキャスト専門。
んー、興味深い。



そして息つく間もなく、1つ目の課題が出されました。

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はやいはやい、もう説明してるー。
最初の課題は、握りこぶし大のポートレート。
粘土原型・シリコン・ワックス原型・型どり・脱ロウ・ホットキャストと、沢山の工程を経て制作します。

「30分で粘土原型を!」
えっ!?
いやでも集中します。

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もう黙々と。

なんかこれは楽しくなる予感!
勢いにつられて、スタッフも課題に参加してしまいました。




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そして、すぐにシリコン取りへ。

使っているのは高級型取りシリコン・・・ではなく、300円の窓枠シリコン!
扱いはコツがいりますが、これは衝撃的でした。



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本郷先生、黒はダメですよ。黒は。




シリコンの硬化を待つ間もなく、吹き場に移動。
サンドキャストのデモが始まりました。

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手慣れてるのは当たり前ですが、あれっ?奥が深いかも!



ホットキャストっていいね〜!
すごいの始まったなー。
今日、昼飯食べたっけ?   (T)
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by toyamaglass | 2009-06-15 23:54 | ワークショップ
2009年 06月 12日

割り出し

いよいよ来ました。
パート・ド・ヴェールの割り出しです!


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マスクせいっ!


割り出しベラも自作して、準備は万端。
さぁ、どんなもんですかねー。

キレイに割り出しても、作品の表面はザラザラの石膏肌。
磨いてみないと、苦労した色合いは見えてきません。


明日からは、耐水ペーパーで手磨き!
仕上がりが楽しみです。   (T)
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by toyamaglass | 2009-06-12 12:00 | 授業