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富山ガラス造形研究所の日々

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2010年 12月 08日

造形科1年生 ホットワークの講評!

今日は、造形科1年生のホットワークの講評会が行われました。

ん!?あれっ!?前回の講評が11月17日。そして今日は…12月8日。
そうなんです、1ヶ月も経っていないんです。

短い制作時間でみんな、どんな作品に仕上げて来たのでしょうか?

今回の課題のテーマはといいますと、「五感」。
五感の中の1つの感覚をテーマに与えられ、その感覚器官を刺激するような作品を制作するというもの。


まずはこちら!!
造形科1年生 ホットワークの講評!_d0147058_22335117.jpg



聴覚をテーマに与えられた学生の作品。
ガラスの糸電話です。
「わー!!聞こえる!!」「宇宙の音みたい!!」みんな大興奮!!
「やらせて!!」「私もー!!」のエンドレス。笑
コイル状に巻いた形のガラスの糸や、ガラスの糸の途中にまたガラス糸を足して3人でお話したりと、
大成功な感じ。なによりもみんなの反応が証明しています。

造形科1年生 ホットワークの講評!_d0147058_22342163.jpg

そしてこちらも同じく聴覚がテーマの作品。「心音」のイメージで制作しているこの作品は、
出産をひかえ、今、産休に入られている中神先生から発想を得たようです。
陰がとても美しく、赤いガラスの薄い板がゆらゆらと揺れると、陰が波打ち、
まるで心音を映像として見させられているよう。

造形科1年生 ホットワークの講評!_d0147058_22365045.jpg

つづいてこちらは味覚がテーマの作品。
「味覚=舌」
シンプルな故に、インパクト大です。
白い壁から突然大っきな舌ベロがでているんです。しかもかなりリアル。
各課題の講評では先生だけがコメントを言うのではなく、クラスメイトからもいろんな意見を聞いたり、
時にはディスカッションしたりするというのが研究所のスタイル。これが、とっても良いんです。
みんなから、「こんな所からこの舌が生えてたらもっと不気味でいいんじゃない!?」
といろんな意見が飛び交います。

他にもたくさん面白い作品が並びました。紹介しきれないのが残念なくらい。。
みんな、短い時間でよくぞここまで!!という感じです。
制作の時もちゃんと落ち着いてチームのみんなに指示を出せる学生が増えてきた感じです。

次が最後の課題!!
この調子で行きましょう!!(K)

by toyamaglass | 2010-12-08 22:11 | 授業


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