2011年 10月 15日
今回の特別講義は望月通陽さんです。「通陽」は「みちあき」と読みます。 望月さんはもともとは染色家でしたが、現在は木彫、装画、金属鋳造、建築空間の内装 そしてガラス鋳造も(!)まだまだここに書ききれないほど多岐にわたる制作活動をさ れている作家です。 実は、今年の夏に当研究所で3日間、ガラス作品の制作をされていました。 ここで簡単にですが、その時の様子を紹介します。 おお〜!到着されてすぐさま仕事に取りかかっています。粘土の扱いも素晴らしく 早い&見事な手さばきです。 簡単にですが、作業工程を紹介します。 あっという間に出来上がった粘土原型です。すごい集中力! 研究所スタッフもお手伝い。 型をつくって、 けっこう大きくなりましたね〜。 窯に入れて焼成します。 時は流れ、レクチャー前日。 ふたたび望月さんは富山入りです。加工を見守るの図。 渋谷教授の手により、いよいよ仕上げです。 全体図です。できたてホヤホヤ。 この作品もレクチャーでは展示します。短期間の富山でのアーティスト・イン ・レジデンスでした。 そしていよいよレクチャー当日です。 望月さんは本当に多岐にわたって仕事をされるので、いろいろな素材のものが 登場していました。 こちらは金属の作品です。 陶芸の作品。たくさん並んでいます。 この作品は漆です。この時は1ヶ月ごとに素材を違えて展示替えをし、 12ヶ月の展示をされたそうです。すごい!! 建築空間の仕事もされています。 こちらはカフェの内装。 望月さんの描かれる線は見ていると本当に心地よく、何か引き込まれるものが あります。今回たくさんの違う素材の作品を見せて頂き、学生たちも刺激をもら たと思います。またぜひ富山に来て下さい。本当にありがとうございました!!(I) #
by toyamaglass
| 2011-10-15 18:14
| 特別講義
2011年 10月 01日
長かったような,短かったような今回のワークショップも,いよいよ今日1日を残すのみ。 それぞれがそれぞれに作業を進め、作品を仕上げていきます。 テントの中では、接着中の作品がこんなに。 何とか作品を仕上げたら,レクチャー室に展示。 色々と忙しく、時間もあまりない中で、みんな面白い作品を作っていました。 これらの作品に対して,マイケル先生も真剣に講評して下さいました。 予定の時間を大幅に過ぎてもなお、丁寧に学生の質問に答えてくれるマイケル先生。 明るいうちに講評会が終わったので、集合写真の撮影は屋外で。 撮影後は,恒例のサイン。 なかなか息のつく間もない感じです。 一通りやるべき事を事を終えたら、あとはフェアウェルパーティー。 朝晩は,すっかり涼しくなってきた今日この頃。アツアツおでんサイコー!! 他にもこんな豪華な料理が。 ホント学生達には脱帽です。 みんなありがとう!! で、かんぱ〜い!!! 食べて,飲んで、しゃべって。 よほど気に入ったのか、暗闇の中では再びチャンバラが。 そうこうしてるうちに,夜も更けていき、最後にマイケル先生に学生達からプレゼントが。 素敵なちっちゃなスーツケースを明けてみると・・・。 中には,ワークシィップ中の思い出が・・・。 最後まで、マイケルさんと話の尽きない学生達でした。 今回のワークショップはかなり忙しかったので、体力的にも精神的にも疲れきった事と思います。 まずはゆっくり休んで、また明日から頑張りましょう!!! 皆さん,本当にお疲れさまでした。 (w) #
by toyamaglass
| 2011-10-01 11:03
2011年 10月 01日
大わらわだった「2011GEN」も無事に終わり、今日は一般公開日。 午前中は、マイケル先生のスライドレクチャー。 午後は、吹き場で公開制作と学校説明会。 あとは、昨日に引き続き,研究所学生による学内展とGEN学生展が同時開催。 まずは,レクチャーから。 ほとんどのGEN関係者が富山に宿泊されたので、いつになく会場は超満員に。 午後の吹き場も満杯。 そんな多くの人が見守る中,自らガラスを巻くマイケル先生。 そして、自ら形を整えるマイケル先生。 今回のデモでは、通常の吹きガラスの作業とはちょっと違い、溶けたガラスを鉄の輪っかに流し込み、そこに事前に作っておいたガラスの人形をのせて、さらに底を抜いたボトルを被せ、ボトルの中にガラスの人形を閉じ込めてしまうというもの。 なんだか、お風呂に浸かっているみたい!? で,次の作業もかなり面白いものでした。 今度は,鉄板の上にガラスをたらします。 そうすると、ガラスはホットケーキのように広がり、その上にガラスの顔をのせます。 さらに,顔の上に次から次へとガラスをたらしていき、それを竿に移します。 最終的に、器の形にして完成。 かなり重いです。 公開制作と同時に,会議室では学校説明会。 この中から,来年の新入生が!? いつになく忙しかったこの土日。 明日はいよいよワークショップ最終日。 残り1日頑張りましょう。 (W) #
by toyamaglass
| 2011-10-01 10:09
2011年 10月 01日
通常、ワークショップの土日は一般公開と学内展、学校説明会を行いますが、今年のワークショップはちょっと違う!? いやっ、すっごく違う!!! 今年のワークショップでは、GENを同時開催します。 GENというのは、Glass Educational Network の略で、日本全国のガラスの教育機関の先生方が年に1度、集まって会議を行うのです。 で、今年の会場が富山ガラス造形研究所となり、先生方による会議と学生達によるイベントを開催しました。 まずは、マイケル先生の公開制作から。 制作中にも,全国から続々とGEN関係者が集まり、 たちまち、吹き場は満員に。 そして、同じ時間帯で学生達が企画したイベントの一つが、東日本大震災チャリティーオークション。 各校の教職員に作品の提供をして頂き、とても贅沢なオークションになりました。 午後からは、先生たちは会議。 学生達は場所を変えて,次なるイベントへ。 なぜかチャンバラ!? でも、それぞれの学生達との交流にもなり,とても盛り上がっていました。 これは、決勝戦 まだまだ,イベントは続きます。 長年にわたり,日本のガラス教育界を牽引し多大なる功績を残してきた、多摩美術大学名誉教授の伊藤孚氏のスライドレクチャー。 学生も先生も皆,聞き逃すまいと真剣でした。 こうして,長かった1日も過ぎていき、後は先生達は懇親会。 学生達は交流会。 そう、飲み会です!!! 今日のメイン!? 先生達は普段なかなか集まる事も無いので,ここぞとばかりに話は盛り上がり、場所を変えて2次会へと。 最後は店の前で記念撮影。 貴重な1枚!? 長い長い1日となり、皆さん本当にお疲れさまでした。 が、ワークショップはまだまだ続きます。 明日は、一般公開日ですよ!! (w) #
by toyamaglass
| 2011-10-01 09:17
2011年 10月 01日
ワークショップ3日,4日目はデモやレクチャーは無く、学生はひたすら作業。 ブローをする人。 加工をする人。 サンドブラストをする人。 作業部屋で作業をする人。 マイケル先生に相談する人。 マイケル先生も自分の作品の接着作業。 これは学生用の接着テント。 中はこんな感じ。 助手の西垣さんもマイケル先生の作品の加工をしつつ、 3日目、4日目も過ぎていきます。 そしていよいよ明日、明後日何かが起こる!? (w) #
by toyamaglass
| 2011-10-01 08:56
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